＜W杯＞韓国代表、ギリシャ戦先発ほぼ固まる

【ルステンブルク8日聯合ニュース】サッカー・ワールドカップ（W杯）南アフリカ大会に出場する韓国代表のホ・ジョンム監督は、1次リーグ初戦・ギリシャ戦の先発構想を尋ねる質問に「ベストイレブンが固まったような、そうでないような」と、あいまいな答えを返した。
　取材陣からの質問攻勢を避けるため、このように答え、「試合当日まで悩む」と話したホ監督だが、先発メンバーは事実上、固まっている。ギリシャ戦を想定し先月30日に行ったベラルーシとの強化試合では、「4－4－2」のフォーメーションを取った。ギリシャ戦も同様の準備を進めている。
　ベラルーシ戦の2トップは、パク・チュヨンとイ・グンホだったが、イ・グンホが最終登録で脱落したため、代わってヨム・ギフンがパク・チュヨンと攻撃のコンビを組む見通しだ。左ウィングには主将パク・チソンを配置。イ・チョンヨンはベラルーシ戦と同様、右MFに入る。ホ監督の戦術の要にいるパク・チソンとヨム・ギフンを同時に活用できるラインアップだ。
　中央MFはキ・ソンヨン、キム・ジョンウのコンビ、4バックのDF陣は左からイ・ヨンピョ、イ・ジョンス、チョ・ヨンヒョン、チャ・ドゥリが並ぶ。GKは若手のチョン・ソンリョンが先発を狙っているが、いまだ健在ぶりを示すイ・ウンジェが有力だ。
　先月のエクアドルとの強化試合で右ふとももを故障したFWイ・ドングクは、控えに入る。アン・ジョンファンとキム・ナムイルも交代選手リストに名を連ね、後半の起用が予想される。中央DFのキム・ヒョンイルとカン・ミンスも控えメンバーとして待機する。
　韓国代表は9日はオフを過ごし、10日にポート・エリザベスに移動、12日のギリシャ戦に備える。

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