【ワシントン9日聯合ニュース】米国務省のクローリー次官補(広報担当)は8日の定例会見で、北朝鮮魚雷による韓国哨戒艦「天安」沈没事件に対する国連安全保障理事会の対応策は、今後の議論にかかっているとの見方を改めて示した。
 自身が前日、「国連で強力な声明が出るよう期待する」と言及したことについて、対北朝鮮決議案の代わりに議長声明を期待するという意味かとの質問に、「具体的にどのような対応になるかは、今後の議論の一部になるだろう」と答えた。
 韓国政府は4日、この事件の議論を要請する書簡を安保理議長に提出した。クローリー次官補は、「数週間以内にこの問題が安保理で議論され、韓国政府の要求に対し、安保理から適切な対応が出るよう期待する」と述べた。



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