対北朝鮮宣伝放送用のスピーカーを点検する将兵ら=(聯合ニュース)
対北朝鮮宣伝放送用のスピーカーを点検する将兵ら=(聯合ニュース)
【ソウル8日聯合ニュース】軍当局が8日早朝までに、軍事境界線(MDL)近くの哨所2か所に、対北朝鮮宣伝放送などの心理戦に用いるスピーカーを設置した。
 軍関係者によると、設置工事は前日からMDL一帯で行われており、同日までにひとまず試験的に2か所に設置された。9日までに設置を完了する見通しだ。
 北朝鮮が、スピーカーを再び設置すればこれを射撃すると警告していることから、作業は非常警戒態勢の下、主に夜間に行われている。
 ただ、宣伝放送の再開時期はまだ決まっていない。国防部関係者は、放送の実施は周辺の状況を考慮して決定すると話している。



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