【ソウル7日聯合ニュース】韓国政府が、北朝鮮の魚雷攻撃による海軍哨戒艦「天安」沈没事件を国連安全保障理事会に提起したことと関連し、北朝鮮の対韓国機関・祖国平和統一委員会は「書記局報道」を通じ、「もう一つの許せない厳重な挑発で内外世論に対する横暴な挑戦」と批判した。朝鮮中央通信が6日に伝えた。
 祖国平和統一委の発表は、韓国政府が5日零時(韓国時間)を期し、哨戒鑑事件を国連安保理に上程してから初めて示される北朝鮮の公式の反応となる。
 祖国平和統一委は、「南朝鮮(韓国)傀儡(かいらい)のやからが反共和国対決謀略騒動を続ける場合、わが軍隊と人民の断固たる懲罰と南朝鮮人民のさらなる抗拒を免れることはできない」と主張。軍事的緊張を激化させ、戦争の導火線に火を付ける危険極まりない犯罪行為とみなし、断罪・糾弾するとした。また、国連は米国と韓国の謀略策動に利用される恥さらしなことをしてはならないと強調した。
 一方、朝鮮中央放送も7日午前、祖国平和統一委の発表内容をそのまま報道した。



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