【大田7日聯合ニュース】忠清南道・青陽で6日に家畜伝染病・口蹄(こうてい)疫の抗体陽性反応が出たイノシシ農場が、国立獣医科学検疫院が行った抗原検査で陰性が確認されたことが7日、分かった。
 この農場は1日に口蹄疫が発生した忠清畜産技術研究所から南西に1.8キロメートル離れている口蹄疫危険地域(口蹄疫発生地から半径3キロメートル)内に位置する。移動制限措置解除に向けた血清検査を行ったところ、9頭のイノシシから抗体検査で陽性が確認されたため農場を閉鎖し、獣医科学検疫院に精密検査を依頼していた。この農場で飼育されていたイノシシ45頭のうち、34頭は殺処分した。残り11頭の殺処分もきょう中に行われる。
 忠清南道は防疫指針に基づき、危険地域に対する移動制限措置を2週間延長し、臨床観察と血清検査などを行い、異常がなければ移動制限を解除する方針だ。警戒地域(口蹄疫発生地から半径10キロメートル)に対しては、血清検査で異常が見つからず、移動制限は予定通り7日に解除する。
 一方、1日に口蹄疫の抗体陽性反応が検出された青陽の韓牛(韓国在来のウシ)農場から半径3キロメートル以内にある農家に対する移動制限措置は14日に解除される。



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