【ソウル5日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領が5日午後、2日間のシンガポール訪問を終え帰国した。 李大統領は同日午前、シンガポール企業家との懇談会に出席し、「(南北間の)全面戦争の可能性は絶対になく、平和を脅かす局地的な脅威は時折存在するが強く抑制していく」と強調、韓国に対する積極的な投資を要請した。 また、ゲーツ米国防長官と会談し、北朝鮮の魚雷攻撃による韓国海軍哨戒艦「天安」沈没事件への対応で緊密に共助することで一致した。 シンガポールのリー・シェンロン首脳との首脳会談では、「天安」事件の調査結果と韓国政府の対応方向について説明した。リー首相は韓国政府の立場に支持を表明し、今後、国連安全保障理事会など国際レベルでの対応に積極的に協力することを約束した。 4日には第9回アジア安全保障会議に出席し、基調演説を行った。演説では、「天安」事件を国連安全保障理事会に提起したことを明らかにした。また、北東アジアの平和と安定に向け、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議参加国をはじめ、国際社会に対し積極的な協力を呼びかけた。会議終了後は、シンガポールのリー・クアンユー顧問相と会談した。 japanese@yna.co.kr
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