【ソウル3日聯合ニュース】今週末、主要20カ国・地域(G20)の財務相や中央銀行総裁、国際機関のトップが釜山に終結することから、儀典や警護の方式にも関心が集まっている。
 企画財政部とG20首脳会合(金融サミット)準備委員会が3日に明らかにしたところによると、政府は釜山で4日に開幕するG20財務相・中央銀行総裁会議の儀典を、国際慣例にあわせる方針だ。国別に別途の警護員は提供せず、儀典車の支援程度にとどめる。
 政府高官は、仁川空港~釜山間では別途のエスコートやセレモニーを行わないが、釜山の金海空港から宿泊先のホテルや会議場への移動には国別に車両を提供すると明らかにした。
 各国の財務相、中央銀行総裁に提供されるのは、主に現代自動車の車両になる予定だが、支援の意向を示しているBMWやベンツの車両も投入される。政府関係者によると、国内で外国自動車メーカーが儀典車の提供意思を示したのは極めて異例だという。
 G20財務相の宿泊先は朝鮮ホテルで、スイートルームクラス以上で予約されている。万が一の事態に備え、ホテルや会議場周辺には数百人の警察による厳しい警備態勢が敷かれると伝えられた。



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