【ソウル1日聯合ニュース】韓国と日本を代表する巨匠が手がけた映画作品の特別企画展がこの夏開催される。
 ソウル・上岩洞のシネマテークKOFAでは来月1日から25日まで、黒澤明誕生100周年特別展を行う。韓国映像資料院と日本の国際交流基金などの共催で、デビュー作「姿三四郎」(1943年)から初のカラー作品「どですかでん」(1970年)まで、27年間に制作された21作品を上映する予定だ。このうち7作品は、韓国初上映。
 特別展にあわせ、「影武者」(1980年)、「乱」(1985年)に主演した仲代達矢さん、黒澤作品でプロダクション・マネージャーを務めた野上照代さんが初めて来韓し、各種公演や対談を行う。
 またこの特別展は、ソウル・大新洞のフォルムフォーラム(7月24~8月4日)、釜山・佑洞のシネマテク釜山(8月10~29日)でも開催される。
 韓国の巨匠、イム・グォンテク監督の作品展も、映像資料院が8月初旬から10月初旬にかけて開催する。イム監督作品全101作のなかから、「荒野の鷲」(1969年)、「睫の長い女」(1970年)など初期作品や2004年の作品「下流人生」など70作を厳選し上映する。デビュー作「豆満江よさらば」(1962年)はデジタル復元初公開、代表作「曼荼羅」(1981年)も一部デジタル復元での上映となる。




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