起亜自の新型セダン「K5」=(聯合ニュース)
起亜自の新型セダン「K5」=(聯合ニュース)
【ソウル27日聯合ニュース】起亜自動車は27日、来年3、4月ごろから中国・江蘇省の塩城工場で新型セダン「K5」を生産すると明らかにした。
 起亜自の中国工場では現在、中型セダンとしては「オプティマ」が生産されている。早期に「K5」中国生産の方針を決めたのは、急速に拡大する中国市場を先占するための戦略と分析される。
 現代・起亜自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長は、先月29日に塩城工場を訪問した際「世界最大市場に浮上している中国は、現代・起亜自の未来を決める最大の勝負どころとなりつつある」と、同国市場の重要性を力説した。

 現代自と起亜自は昨年、中国で57万309台と24万1386台を売り上げ、合わせて81万1695台の販売業績を上げた。ことしはこれより23.2%多い100万台(現代自67万台、起亜自33万台)の販売を目標にしている。
 起亜自関係者によると、中国で販売する「K5」は現地顧客の好みに合わせ改良する予定だ。製品名は未定。まずは2000ccモデルを主力製品として生産し、市場反応を見極めたうえで2400ccモデルの生産可否を決める計画だ。
 一方、起亜自は8月から米国に、年末または来年初めからは欧州に、「K5」を輸出する計画だ。



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