閉幕式のようす=26日、大田(聯合ニュース)
閉幕式のようす=26日、大田(聯合ニュース)
【大田26日聯合ニュース】大田コンベンションセンターで23日から開催された国際サイエンスパーク協議会(IASP)第27回国際会議が26日、4日間の日程を終え閉幕した。同協議会は世界のサイエンスパーク(科学団地)の交流と和合を目的に毎年行われている。韓国での開催は今回が初めて。
 閉幕式では低炭素グリーン成長に取り組む政策意志を表明した「大徳宣言」を世界サイエンスパーク(科学団地)の総意として発表した。
 宣言には、サイエンスパークが地域と国、世界を持続可能な成長へと導く主導的な役割を果たすためグリーンネットワークを強化し、グリーン成長の優秀事例に関する情報を会員が活用できるようにするとともに、環境変化による危機に直面していたり、科学技術力の低い会員に対する技術移転や支援に最善を尽くすとの内容が盛り込まれた。
 IASPのベラビスタ会長は閉幕演説で、グリーン先端技術展示、大徳宣言など大徳特区の入念な準備と会員の積極的な参加により、今回の会議が歴代最大規模で行われたと評価した。その上で、今回議論し、まとめられた意見を基に、IASPとサイエンスパークがグローバルグリーン成長と経済発展をリードする役割を果たしていくことを強調した。
 来年の会議は6月20~22日にデンマーク・コペンハーゲンで行われる。また、2012年の会議はエストニアで開催されることが決まった。



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