【ソウル26日聯合ニュース】北朝鮮は26日、祖国平和統一委員会が前日に談話で発表した「行動措置」に基づき、板門店の赤十字連絡事務所と海運当局間の通信ラインを断絶すると韓国側に通知した。統一部の千海成(チョン・ヘソン)報道官が会見で伝えた。
 ただ、談話にあった南北交流協力協議事務所の凍結および韓国側人員の追放に関しては、まだ何も通知がないという。
 千報道官は、北朝鮮は韓国海軍哨戒艦「天安」攻撃に対する謝罪、責任者の処罰といった措置を取るべきにもかかわらず、再び南北関係を脅かす措置を取ったと批判。政府はこうした北朝鮮の威嚇に動揺することなく、24日に発表した措置を着実に進めていくと述べた。
 政府は24日、大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)に基づく訓練の下半期実施、北朝鮮船舶の韓国側海域運航禁止、沈没事件の国連安全保障理事会への問題提起など、対北朝鮮強硬策を発表した。

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