クローリー次官補(資料写真)=(聯合ニュース)
クローリー次官補(資料写真)=(聯合ニュース)
【ワシントン25日聯合ニュース】米国務省のクローリー次官補(広報担当)は25日の定例会見で、北朝鮮が対韓国機関・祖国平和統一委員会を通じ南北関係の断絶を発表したことについて、「異常な行為」だと述べた。韓国との関係を断つこと以上に、北朝鮮住民の長期的利益に合致しない措置は想像することもできないと強調した。
 クローリー次官補は、韓国は世界で最も活力に満ちた経済を持つ国のひとつだが、北朝鮮経済は自らも認めるように失敗したと指摘。北朝鮮は自らの住民を保護し、食べさせていく能力もないと述べた。
 また、韓国哨戒艦「天安」沈没事件を受けた対北朝鮮措置について、「大変強力で断固とした国際的対応」が必要だと改めて強調した。
 南北間の軍事的衝突の可能性を尋ねる質問には、「さらなる(北朝鮮の)挑発を見たくない」とした上で、北朝鮮指導部に最も強力な影響を行使するには何が必要か、域内パートナーと緊密に協力していると答えた。



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