【ソウル25日聯合ニュース】サムスン電子とLG電子は25日、米シアトルで開催されている世界最大のディスプレー関連学会・展示会「SID2010」(23~28日)で、3D(三次元)パネルと次世代ディスプレー技術を適用したさまざまな先端製品を披露すると明らかにした。
 「SID2010」にはメーカー約250社が参加し、液晶パネル(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)、フレキシブルディスプレーなど、最新ディスプレー製品と先端技術が展示される。
 サムスン電子は、業界最高レベルを誇る3Dパネルのフルラインアップ、未来次世代ディスプレー技術、エコロジー技術を適用した低消費電力製品などを公開し、来場客から上々の反応を得ている。
 サムスン電子は最高の3D画質を実現すると同時に目の疲れを最小限に抑えた「トゥルー240ヘルツ3DLEDテレビパネル」をはじめ、眼鏡なしで複数の人が同時に視聴できる「52インチ裸眼式3DのDID(デジタル・インフォメーション・ディスプレー)パネル」、空中映像を表示する「3Dホログラムディスプレー」など、さまざまな3D製品を披露した。また、ノート型パソコンとモニタでも3D映像を見られる「120ヘルツ23インチモニターパネル」なども公開した。
 LGディスプレーも、先端3Dや視野角の広さを特徴とするIPS技術を適用した最先端LCD製品を数多く披露した。
 3D部門では、左目用と右目用の映像が交ざり合うクロストークの発生を、%未満に低減させた偏光眼鏡方式の47インチテレビ用LCD製品を公開した。
 また、従来のフルHDテレビ用パネルより4倍鮮明な世界最大の84インチ超高画質3Dパネルと、液晶レンズを利用した裸眼式の47インチテレビ用製品も公開し、注目を集めた。
 LG電子はブース内に「IPSゾーン」を別途に設置し、高画質の放送用32インチモニターなどさまざまなIPS製品を展示する予定だ。


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