サムスン電子は同日、28日までのこの展示会で、最新製品を大挙披露すると明らかにした。計864平方メートル規模の展示スペースには、3D(三次元)対応テレビやブルーレイプレーヤーやホームシアターなど3D対応AV機器、初の独自モバイルプラットフォーム「Bada」を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)「Wave」など、IT・AV市場をリードする最新機器が並ぶ。
サムスン電子は、多様な製品を観覧客に直接体験してもらう「製品」コーナー、統合出力管理システムなどさまざまななソリューションを紹介する「B2Bソリューションコーナー」、世界のグリーントレンドに合わせ同社が推進中のグリーン政策とエコ商品を紹介する「ECO」コーナーなど、テーマ別に特化したコーナーを設けている。
特に、前面に配置された大型スクリーン「3Dキューブ」が、観覧客の目を引く。5インチの3D対応フルハイビジョン(HD)発光ダイオード(LED) バックライト採用テレビ36台で構成された画面が、生き生きとした立体映像を映し出す。
このほか、本体の厚みが世界最薄7.98ミリメートルで、品格あるステンレスメタル素材をベゼルと後面に採用したプレミアムフルHD3DLEDテレビ9000シリーズも出品する。
一方、LG電子は3Dディスプレーを前面に押し出し、「従来の枠を越える革新」をテーマにIT、AV機器など計250種類の製品を紹介する。
同社展示スペースは630平方メートル、そのうち3分の1をフルLEDテレビとプラズマディスプレーテレビの代表ブランド「Infinia」の展示に充てた。150インチの大型3Dプロジェクターなど各種立体映像ディスプレー技術のアピールに力を入れたほか、世界最大の15インチアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)テレビも出品する。
IT製品に適用される3D技術を採用した来月発売予定のノートパソコンR590シリーズ、デスクトップパソコンS30シリーズなども今回が初公開となる。インターネットに接続すればオンラインゲームなど多彩なコンテンツを確保できる製品群で、3Dの一般化に貢献できると同社は期待をかける。
このほか、スマートフォンの戦略製品「OptimusQ」と「OptimusZ」を一般初公開。無線LAN(Wi-Fi)機能を搭載した携帯電話など人気の商品も多数紹介している
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