韓米合同軍事演習「チームスピリット」(資料写真)=(聯合ニュース)
韓米合同軍事演習「チームスピリット」(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル25日聯合ニュース】韓国軍当局は北朝鮮による海軍哨戒艦「天安」攻撃に対する軍事的対応措置として、1994年から中断されている韓米合同軍事演習「チームスピリット」に類似した、大規模な韓米連合野外機動訓練を再開することを検討中だと伝えられた。政府高官筋が25日に明らかにした。韓国政府の制裁措置に対する北朝鮮の対応を見極めながら、米国側と協議し、最終決定すると述べた。
 これについて、別の情報筋は、「チームスピリットという名称を復活させるかはまだ断定できないが、これと類似の訓練を再開する案はオプションのひとつだ」と話している。同じ韓米合同軍事演習でも、「乙支フリーダム・ガーディアン」(UFG)は戦区級作戦指揮遂行演習、「チームスピリット」の場合は戦術的総合機動訓練で、外部から多くの戦闘機動部隊が入ると説明した。
 1994年から中断されている「チームスピリット」は、朝鮮半島での北朝鮮の戦争挑発を抑止し、韓米安保協力体制を強化する目的で1976年から毎年実施されていた。北朝鮮はこれを「北侵訓練」だと非難していた。



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