【ソウル23日聯合ニュース】第7回韓日中経済貿易大臣会合が23日、ソウルで開催された。
 会合には韓国から外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長、日本から直嶋正行経済産業相、中国から陳徳銘商務部長が代表として出席し、3カ国間の協力強化や地域・グローバル問題などについて意見を交わした。
 金本部長はあいさつで、生産的、効率的な論議を通じ、会合の成果が導き出されることを期待すると述べた。
 陳商務部長は、アジアが世界経済の回復をけん引しており、今後もこのような傾向が継続されるべきだとし、欧州の財政危機、米国の経済危機、保護貿易主義などグローバルレベルの問題が依然多いだけに3カ国の経済協力が重要だとの考えを示した。
 また、日本の直嶋経済産業相は、3カ国の国内総生産(GDP)が10兆ドル(約900億円)を超えるなどアジア経済の多くを占めており、3カ国の発展がアジアと世界の発展にとって重要だと述べ、3カ国協力の重要性を力説した。
 会合では、▼韓中日自由貿易協定(FTA)、韓中日投資協定交渉などのような3カ国間協力▼20カ国・地域(G20)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)、世界貿易機関(WTO)、ドーハ開発アジェンダ(DDA)など地域・グローバル協力▼3カ国が提起した関心事項――などについて協議が行われた。
 同会合と並行して、韓中、韓日の2国間会談も行われ、懸案や関心事について意見が交わされた。

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