【ソウル21日聯合ニュース】国連軍司令部軍事停戦委員会が、韓国海軍哨戒艦「天安」沈没と関連し、北朝鮮側に朝鮮戦争休戦協定違反があったかどうかに対する調査に着手する予定だ。
 政府筋が21日に明らかにしたところによると、「天安」沈没の原因を調べた民間・軍合同調査団が前日に北朝鮮の魚雷攻撃が沈没原因だとする調査結果を発表したことに基づき、停戦委員会は北朝鮮の休戦協定違反の有無を調査するための準備作業に取り掛かった。近く本格的な調査を開始する計画だ。
 1953年に国連軍、北朝鮮、中国が調印した休戦協定は武力挑発を禁じている。
 同委員会は、協定違反が明らかになった場合は北朝鮮に軍事会談を提議し、強く抗議する構えだ。また、国連軍司令官の名義で国連にも調査結果を送るとみられる。



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