最終点検作業に入った「羅老」(教育科学技術部提供)=19日、ソウル(聯合ニュース)
最終点検作業に入った「羅老」(教育科学技術部提供)=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル19日聯合ニュース】教育科学技術部は19日、韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-1)の組み立て作業を終え、各種点検作業の準備に入ったと明らかにした。
 同部は、17日から実施していた信号点検や、分離装置の設置、上段と1段目の連結など機械的結合作業が完了したと説明した。来月初めまでには打ち上げに向けた最終点検も完了する予定だ。
 羅老宇宙センター(全羅南道高興郡)の発射台システムや追跡・計測・統制装置などすべての発射施設に対する性能点検も既に終えている。今月末までに発射台や管制装備の試験が行われ、打ち上げに最適な状態が維持される。
 すべての準備を終えた羅老は打ち上げ2日前に発射台に移され、垂直に固定される予定だ。



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