優勝を決めシャンパンシャワーを浴びるパク・セリ=16日、アラバマ(AP=聯合ニュース)
優勝を決めシャンパンシャワーを浴びるパク・セリ=16日、アラバマ(AP=聯合ニュース)
【ソウル18日聯合ニュース】2年10か月ぶりに米女子ゴルフツアーで優勝を手にしたパク・セリが、いまだ感激冷めやらぬ声を聞かせた。現地時間16日、ベルマイクロ・クラシックで通算25勝目を挙げたパクは18日、聯合ニュースの電話取材に応じた。これまで24回優勝したが、今回は新人時代の優勝のようにうれしいと語った。
 パクは1998年、それまで韓国人では挑戦した者がなかった米女子ゴルフツアーにデビュー。10年以上にわたり華麗なキャリアを積んだが、2007年以降は優勝から遠ざかっていた。実力ある後輩らも登場し、引退を考えるべきという声も聞かれた。
 しかし、パクの意志は固かった。「ゴルフにまだ強い魅力を感じる。未練が残らないようになるまで、選手生活を続ける」と意欲を燃やす。
 今回の優勝がパクにとって新たな原動力になったのは確かだが、個人のキャリアのためだけにゴルフを続けるという話ではない。自身の選手生活を、「後輩により良い環境を整えてあげるための保険にしたい」という言葉で表現した。
 現在、在米韓国人と交際しているというパク。30歳を超え、結婚も「時期があるので、いつまでも遅らせるわけにはいかない」と話すが、結婚しても現役から引退するつもりはないと強調した。
 20日からはツアー第8戦、サイベース・マッチプレー選手権に出場する。64人の選手が、その名の通り、1対1の「マッチプレー」方式で対戦する。パクは、「1ホールで負ければ挽回が難しく、選手同士の神経戦も激しい」とした上で、「いつものように自分のプレーに集中する」と意欲を燃やした。

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