【ソウル18日聯合ニュース】韓国銀行が18日に発表したところによると、第1四半期の外国為替銀行による外為取引規模は1日平均479億4000万ドル(約4兆4364億円)で、前四半期の484億8000万ドルから1.1%減少した。
 外為取引は金融危機の衝撃で昨年第1四半期に391億4000万ドルまで落ち込んだが、第2四半期には444億6000万ドルに増え、第3、第4四半期と増加を続けていた。ことし第1四半期は1年ぶりの減少となったことについて、韓国銀行外為分析チームは、各行の外貨資金繰りに余裕が生じ、銀行間スワップによる資金調達の規模が縮小したためと説明した。
 直物為替、先物為替、為替スワップなど伝統的な取引は前四半期比2.8%減少の390億7000万ドルと集計された。デリバティブ(金融派生商品)は1日平均88億7000万ドルで、前四半期より7.1%増加した。



Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0