【慶州16日聯合ニュース】韓日中外相が会談のため訪れた古都・慶尚北道慶州市で、仏国寺、天馬塚などの名所を見てまわった。
 外交通商部の柳明桓(ユ・ミョンファン)長官、日本の岡田克也外相、中国の楊潔チ外相は16日午前、世界遺産に登録されている仏国寺を訪れ、境内を見学した。一般人の立ち入りは禁じられている青雲橋、白雲橋を渡り大雄殿に入り、釈迦塔、多宝塔などを観覧した。また、なでると金運がつくという、極楽殿前に設置されている黄金の豚の像をなでながら、3カ国友愛を誓った。一行はこの後、天馬塚へと移動した。

 仏国寺見学中、岡田外相と楊外相は柳長官を間に挟み会話をすることがなく、口を閉ざしていた。前日の日中外相会談で、日本が核削減を要求したことに、中国側が不快感を示したとの声が出ている。ある外交筋は、中国側は仏国寺と天馬塚の観覧を欠席することも検討したと承知していると伝えた。


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