【ソウル17日聯合ニュース】米中央情報局(CIA)が17日に公表した世界各国に関する情報年鑑「ザ・ワールド・ファクトブック」によると、韓国の購買力平価(PPP)ベースの国内総生産(GDP)は昨年1兆3560億ドル(約110兆4805億円)で、世界227カ国のうち14位に入った。
 1位は14兆5100億ドルの欧州連合(EU)で、次いで米国(14兆2600億ドル)、中国(8兆7890億ドル)、日本(4兆1370億ドル)の順だった。北朝鮮は400億ドルで97位。韓国の経済規模は米国の11分の1、中国の7分の1、日本の3分の1水準で、北朝鮮よりは34倍多い計算だ。
 一方、昨年の韓国のPPPベース1人当たりGDPは2万8000ドルで49位と集計された。日本は3万2600ドルで42位。両国は経済力規模や1人当たり国民所得には大きな差があるものの、実質購買力ベースではほぼ同レベルの生活を送っていることがわかる。
 PPPベースの1人当たりGDPが最も多い国はリヒテンシュタインで、12万2100ドルだった。北朝鮮は1900ドル(188位)と、韓国の15分の1だった。
 韓国の対GDP比公共債務比率は28%で、調査対象128カ国のうち90番目と、国の経済力に比べ債務は多い方ではなかった。公共債務比率はジンバブエが304.3%で最も高く、日本(192.1%)が2位。
 一方、韓国の対外債務規模は3336億ドルで23位だった。GDPと比較した国の債務は良好だが、絶対的に見ると非常に多いことがわかる。



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