【ソウル14日聯合ニュース】自治体首長や議会議員、教育監・教育議員ら総勢3991人を選出する第5回統一地方選挙(6月2日投開票)の平均競争率が、4年前を大きく下回る2.5倍にとどまる見通しだ。
 選挙管理委員会によると、候補登録期限の14日午後5時現在、8828人が登録を終え、平均競争率は2.2倍と暫定集計された。最終集計では登録者約1万人、平均競争率2.5倍となる予想だ。
 選管は、今回は教育監・教育議員選挙が同時に行われるため、過去最高の競争率になるものと見込んだが、地方議員の出馬激減で実際には4年前の3.2倍を大幅に下回った。
 選管によると、午後5時現在、16市・道知事選挙には52人が登録を終え、3.3倍の競争率を記録した。228人を選出する基礎自治体首長選挙には703人が登録、競争率は3.1倍となった。
 また、▼地域区(小選挙区)の広域議会議員に1613人(競争率2.4倍)▼地域区の基礎議会議員に5416人(2.2倍)▼比例代表の広域議会議員に117人(1.4倍)▼比例代表の基礎議会議員に589人(1.6倍)▼教育監に72人(4.5倍)▼教育議員に266人(3.2倍)――がそれぞれ登録した。
 午後3時現在の集計によると、政党別ではハンナラ党が2754人、民主党が1817人、自由先進党が368人、民主労働党が365人、進歩新党が124人、未来連合が104人、親朴(槿恵)連合が69人、平和民主党が40人、無所属が2109人となっている。女性は市・道知事候補3人を含め1080人で、全体の13%を占めた。
 公式選挙運動期間は、20日から選挙前日の来月1日までとなる。



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