【ソウル14日聯合ニュース】マカオが韓国人の人気観光地に浮上している。
 韓国観光公社が14日明らかにしたところによると、第1四半期にマカオを訪問した韓国人は8万3153人で、前年同期比73.9%増加した。日本を訪問した韓国人の増加率73.9%を上回り、訪問国別の増加率トップとなった。
 この勢いだとマカオはインドネシア、台湾、マレーシアなどを抜き、韓国人観光客が訪れるアジア観光地ベスト5に入ると、旅行業界は予測している。
 旅行会社・モドゥツアーの関係者は、マカオが若い女性が好むショッピングと中年以上の男性が好むカジノの両方を楽しめるため、世代を問わず、すべての年齢層が訪れる地域だと述べた。
 同社は、第1四半期にマカオ旅行商品の販売が前年に比べ約55%増加した。最近、マカオ観光局がマーケティング強化に乗り出した結果、認知度が上昇したほか、旅行商品価格が下がったのも好調の要因となった。
 昨年70~80万ウォン(約5万7000~6万6000円)で販売された2泊4日のパッケージ商品の価格がことしは60万ウォン台まで下がり、週末に手軽に旅行に出掛けるサラリーマンも大きく増えた。また、昨年放送された人気ドラマ「花より男子~Boys Over Flowers」の一部のシーンはマカオで撮影が行われ、若者を中心に観光地としての人気が高まった。



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