同センターは、配合飼料の主な原料となるトウモロコシは輸入に頼っており、飼料用に輸入されたトウモロコシの99%はGMトウモロコシだと説明した。また、飼料用GMトウモロコシに対する拒否感はほとんどなく、今後も引き続き、年平均600トン以上が輸入されるだろうと予想した。
一方、食品用として昨年輸入が承認されたGMトウモロコシは、47万トンにとどまった。
ただ、世界的に遺伝子組み換え作物(GMO)の栽培面積が増加しており、非GMOの確保は難しくなっている。トウモロコシ、大豆、菜種、綿花の栽培地のうち、GMOの栽培地は1996年の170万ヘクタールから1億3400万ヘクタールに急拡大している。
同センターのキム・ジンチョル政策チーム長は、米国やブラジルなど大豆輸出国では非GMOの入手は困難な上、中国は穀物の輸出を制限しているため、食品原料用の非GMOの確保は次第に難しくなっていると述べた。
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