クリントン米国務長官(資料写真)=(聯合ニュース)
クリントン米国務長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ワシントン11日聯合ニュース】クリントン米国務長官が、20日に予定されている韓国海軍哨戒艦「天安」沈没事故の調査結果発表後に韓国への訪問を検討していることが分かった。クリントン長官の訪韓はまだ最終確定しておらず、調査結果の内容などによって決定されると伝えられた。
 米国務省関係者は11日に記者らと会い、クリントン長官の訪中計画を伝え、中国以外に1カ国を訪問すると予想されるが、具体的な内容は検討している状況だと述べた。クリントン長官は24日から開催される米中経済戦略対話に出席するため中国・北京を訪問する予定だ。
 中国以外の訪問国としては、「天安」沈没事故や6カ国協議再開が懸案となっている韓国と、普天間飛行場の移設交渉が懸案となっている日本を念頭に検討が進められているとみられる。
 国務省は、クリントン長官が訪中する際に韓国または日本、あるいは韓日両国を訪問することを検討中で、日程や懸案の進展状況を見極めながら、訪問を確定する方針のようだ。
 これと関連し、クローリー国務次官補(広報担当)は同日の定例会見で、クリントン長官が今月アジアを訪問する計画だと明らかにした。スケジュールはまだ検討中だと述べ、訪韓の可能性を排除しなかった。



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