【ソウル11日聯合ニュース】中央選挙管理委員会は11日、故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の1周忌(5月23日)に際した政党・市民団体による追悼集会と関連し、会場で統一地方選挙の候補や特定政党を支持したり、宣伝することは選挙法違反だと明らかにした。選管関係者が聯合ニュースの電話取材に対し、こうした見解を伝えた。
 公職選挙法上、選挙期間は選挙に影響を与えるための集会が禁じられている。また選挙の180日前から、選挙法で定める方法以外で特定政党・候補への支持・反対を表明する垂れ幕や広告を掲示・配布することはできない。
 これに先立ちソウル選挙管理委員会は8日、盧武鉉財団主催の追悼コンサートで、一部参加者が民主党の韓明淑(ハン・ミョンスク)ソウル市長候補を支持する発言を行い、垂れ幕や写真を掲示したことに対し、財団と関係者に法の順守を促す文書を送った。
 選管はまた、選挙期間に特定政党名義で盧前大統領の追悼集会を開催することも選挙法違反だとしている。



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