【ソウル11日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領の国政支持率が先の調査で就任後最高水準を記録したと、与党関係者が11日に明らかにした。
 この関係者は聯合ニュースの電話取材に対し、青瓦台(大統領府)が9日に実施した国政支持率の独自調査で、「国政をうまく遂行している」とした回答が51.7%に達したと話した。調査は全国の成人1000人を対象に実施された。
 これは、李大統領が昨年末にアラブ首長国連邦(UAE)を訪れ、原子力発電所建設プロジェクトを受注したことを受け、年初に記録した就任以来の最高支持率(51.9%)に迫る。
 李大統領の国政支持率は、海軍哨戒艦「天安」の沈没事件が発生した直後の3月28日に47.4%を記録した後、下落に転じ、先月11日には43.8%まで落ちたが、それ以降は上昇を続けていると伝えられた。
 世論調査専門機関のリアルメーターが先月26~30日に全国の成人5000人を対象に実施した調査でも、李大統領の支持率は47.9%で、「天安」沈没以前の水準を取り戻した。与党ハンナラ党シンクタンク、汝矣島研究所が6日に行った世論調査でも、李大統領の国政支持率は47.2%を記録し、50%台に迫ったと伝えられた。
 青瓦台の中核参謀は、「天安」事態以降に落ち着いて一貫した対応を行ったことが国民に信頼を与え、経済危機克服、外交成果なども評価されたためだと説明している。



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