【ソウル10日聯合ニュース】韓国取引所が10日に明らかにしたところによると、年初から今月7日までの韓国証券市場での外国人投資家による買い越し額は84億700万ドル(約7726億円)で、日本(327億8200万ドル)に次ぎ2番目に多かった。3位以下はインド(62億5000万ドル)、台湾(25億9600万ドル)、タイ(7億9900万ドル)など。
 先月まではタイを除くアジア全域で外国人投資家の買いが入ったが、今月初めからはギリシャ財政危機が再浮上したことで、売り優勢に転じた。このため、先月末まで全般的に上昇勢を維持したアジア証券市場だが、今月は下落に転じた国が続出した。
 外国人投資家が韓国証券市場で主に購入した銘柄は、電機・電子(2兆5796億ウォン)、運輸装備(2兆5322億ウォン)、金融業(1兆1925億ウォン)。これに対し、電気・ガス(マイナス4578億ウォン)、建設業(マイナス3610億ウォン)、鉄鋼金属(マイナス3307億ウォン)などの割合は縮小した。



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