【ソウル9日聯合ニュース】韓国と米国は、ことし制定される「国防指針」に、在韓米軍兵力の現水準(2万8500人)維持を明記する案を検討しているようだ。
 政府高官が9日に伝えた。韓米政府の説明にもかかわらず、戦時作戦統制権の韓国移譲に伴う在韓米軍削減への懸念が消えないことから、文書への明記でこれを払しょくするとともに、固い韓米同盟をアピールしたい考えだ。
 国防指針は、韓米の国防分野での協力方向を総括的に提示する文書。6~7月にソウルで開催される両国外相・国防相の会談、または10月に米ワシントンで開かれる第42回韓米安保協議会(SCM)で採択されると伝えられた。



Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0