ソウル中央地検公安1部と国家情報院は先月20日、黄元秘書を殺害しようとした容疑で偵察総局要員2人の身柄を拘束した。2人は脱北者を装い、中国からタイを経て韓国に入国したとされる。
「わが民族同士」は「対決に狂った者たちの断末魔のような悪態」と題する論評で、韓国当局が近ごろ「北朝鮮=主敵」の概念を復活させようとするなど、「北南(南北)関係を対決と戦争の極限点に追い立てている」と述べた。
その一例として黄元秘書の暗殺計画事件を挙げ、韓国公安当局は黄元秘書暗殺組の逮捕というでたらめな自作劇を演出し、大々的な反北朝鮮キャンペーンを展開していると指摘。「歴代親米政権が窮地のたびにありもしない謀略劇をねつ造し、危機を収拾しようと策動していたことは広く知られた事実」だと主張した。
続けて、「われわれは日に日に強まる(韓国当局の)対決騒動を鋭く注視している。大勢に挑む者にいかなる懲罰が与えられるかは、時間だけが証明するだろう」と威嚇した。
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