【北京5日聯合ニュース】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、6年ぶりに中国・天津を訪れた。
 金総書記は5日午前8時20分(韓国時間午前9時20分)ごろ、特別列車で天津に到着。市内の浜海新区を訪れ、張高麗・中国共産党天津市委書記の案内を受けながら産業施設を視察した。
 同区の視察は、羅津と先鋒港の開発に参考にするためとみられる。金総書記は2004年4月21日にも同区を訪れ、中国の改革・開放の現状を把握した。
 浜海新区は北京から高速鉄道で30分の距離にある。製造・物流・金融・先端産業などが密集し、北京や河北、山東、遼寧などを包括する環渤海地域の経済中心地に浮上している。総面積は40平方キロメートルに達し、韓国企業も約100社が入居している。
 一方、北京の外交筋は、金総書記が同日午後に北京入りし、6日に胡錦濤国家主席と首脳会談を行うものと見込んでいる。
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