【ソウル3日聯合ニュース】自動車業界が3日に明らかにしたところによると、現代自動車、起亜自動車、GM大宇、ルノーサムスン自動車、双竜自動車の国内完成車メーカー5社は先月、国内外市場で前年同月比39.1%増の58万2009台を販売した。国内販売台数は30.9%増の12万2862台、輸出台数は41.4%増の45万9147台を記録した。
 全般的に新車の売れ行きが好調だった上、各社の代表モデルが国内外で人気を集めたことが販売台数の増加につながった。
 しかし、前月比では、国内外販売台数は0.8%、国内販売は0.3%、輸出台数は0.9%、それぞれ減少した。これは、昨年末から相次いだ新車発売の効果が徐々に薄れるとの見通しを裏付けるものと分析される。
 メーカー別にみると、現代自動車は国内で5万5339台、海外で25万5057台の合計31万396台を販売した。販売台数は2か月連続で30万台を超えた。国内販売は前年同月比16.9%、輸出は30.1%増え、全体では27.6%の伸びとなった。前月比では、国内販売は6.6%、輸出は2.0%、全体では2.9%、それぞれ減少した。
 起亜自動車は国内で3万8513台、海外で13万6067台の合計17万4580台を販売した。国内販売は「ソレントR」「スポーテージR」「K7」など新車の販売が好調だったため前年同月に比べ32.8%増加し、輸出も53.8%増え、全体では48.6%伸びた。
 GM大宇は国内販売と輸出がいずれも4か月連続増加した。国内で1万893台、海外で5万5110台を販売した。全体では前年同月比51.0%増、前月比5.4%増となった。
 ルノーサムスン自動車は国内1万5471台、輸出8512台の合計2万3983台を販売した。
 双竜自動車は国内販売と輸出を合わせ7047台を販売した。企業回生手続き(法定管理)を申請した昨年1月以降初めて月間販売実績が7000台を超えた。



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