【ソウル1日聯合ニュース】知識経済部が1日に発表した4月の輸出入動向によると、先月の輸出は前年同月比31.5%増の398億7600万ドル(約3兆7412億円)、輸入は42.6%増の354億6600万ドルで、貿易収支は44億1000万ドルの黒字を計上した。
 輸出は、月間輸出額がそれぞれ40億ドルを超えた船舶と半導体がけん引車的役割を果たした。輸出を品目別に見ると、前年同月に比べ半導体が97.9%、自動車部品が84.4%、自動車が61.8%、家電が45.8%、液晶装置が38.4%、石油化学が10.5%、石油製品が72.8%、それぞれ増加した。しかし、船舶は10.5%減、無線通信機器は28.5%減となった。
 輸出先別では、中国向けが50.4%増、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けが42.4%増、日本向けが32.4%増、米国向けが28.5%増と、いずれも高い増加率を示した。また、アイスランドの火山噴火にもかかわらず、欧州連合(EU)向けも15.2%増えた。
 先月の輸入は燃料などを中心に増加した。前年同月比の輸入増加率を品目別にみると、原油が65.6%、石油製品が90.4%、ガスが89.3%、石炭が39.5%、鉄鋼製品が46.4%、非鉄金属が80.4%、電話機が165.8%などだった。
 知識経済部は、5月以降の貿易環境はウォン切り上げ、原材料価格の上昇など不安要因があるが、海外需要が回復の傾向にあり、半導体やディスプレーなど主力品目の輸出が拡大され、第1四半期より第2四半期の貿易黒字規模が拡大すると予想した。
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