【ソウル1日聯合ニュース】国防部の金泰栄(キム・テヨン)長官は1日、海軍哨戒艦「天安」沈没事件に関連し、将兵らを殉国させた勢力をいかなる形であれ明確に懲らしめるべきだとの考えを示した。
 KBS第1テレビの番組「日曜診断」の収録で述べたもの。先月29日に執り行われた沈没事故犠牲者の告別式で金盛贊(キム・ソンチャン)海軍参謀総長が、「わが国民に大きな苦痛を与えた勢力が誰であろうと、われわれは決して座視しない。最後まで捜し出し、必ず大きな代価を支払わせる」と弔辞を述べたことについて、「同意する」と明らかにした。
 哨戒艦を爆発させた水中兵器が魚雷だと判明したとしても、北朝鮮が関与したと断定することは難しいのではないかとの質問に対しては、「状況証拠を含め、ある程度真実に近い判断が可能だとみている。しかし、慎重に接近する必要がある」と答えた。



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