敦義門(西大門)復元予想図=27日、ソウル(聯合ニュース)
敦義門(西大門)復元予想図=27日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル27日聯合ニュース】ソウル市内の4大門のうち唯一復元されていない「敦義門(西大門)」の扁額の所在が確認され、門を原形に近い形で復元することが可能になった。
 敦義門復元事業を進めているソウル市は27日、考証資料を収集する過程で、国立古宮博物館が敦義門の扁額の実物を所蔵していることを確認したと明らかにした。扁額は縦108.3センチメートル、横233センチメートルで、敦義門とき陰刻されている。
 市は門の外観を撮影した写真15枚と扁額の大きさを比較することで、柱の間隔や門の高さ、石材の大きさなど細部事項を把握し、1920年代の地籍図など考証資料を基に、門を最大限原形通りに復元する計画だ。
 敦義門は日本植民地時代の1915年に強制撤去され、現在に至る。市は、2013年までに1477億ウォン(約125億円)を投じ、江北サムスン(三星)病院前の貞洞交差点一帯(5440平方メートル)に門を復元する計画だ。



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