【ソウル27日聯合ニュース】来年1月から、韓国で外国人としての権利行使をしないと誓約すれば、複数の国籍が認められる。
 政府は27日、政府中央庁舎で鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相主宰の閣議を開き、こうした内容の国籍法改正案を処理・公布した。
 改正案によると、満20歳以前に複数の国籍を得た場合は満22歳になる前に、満20歳以降に複数国籍者になった場合はその取得から2年以内に、外国国籍を行使しないと誓約すれば、複数国籍を維持することができる。これまでは複数国籍者が一定期間内に国籍を選択しない場合、自動的に韓国籍を失っていた。
 また、科学・経済・文化・体育などの特定分野で韓国の国益に寄与する優秀な外国人材は、国内義務居住期間(5年)滞在条件と関係なく、韓国に帰化できるようにする。外国人が韓国籍を取得した場合、外国国籍を放棄する義務期間を1年に延長する内容も盛り込んでいる。



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