【ソウル26日聯合ニュース】韓国を訪問している日本の中井洽国家公安委員長(拉致問題担当相兼務)は26日、大韓航空機爆破事件の実行犯だった金賢姫(キム・ヒョンヒ)元北朝鮮工作員の訪日問題について、韓国政府と協議すると明らかにした。ソウルの外交通商部庁舎で柳明桓(ユ・ミョンファン)長官と会談した後、記者団に対し述べた。
 また中井委員長は、柳長官との会談では、今月初めの黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党秘書の訪日に対する韓国政府の協力へ感謝を伝えたと明らかにした。韓国海軍哨戒艦「天安」の沈没事故について、慰労と哀悼の意を示したとも伝えられた。

 中井委員長は、対北朝鮮人権団体らが主管する「北朝鮮自由週間」行事に出席するため、25日に訪韓した。国家情報院など韓国政府高官関係者らと会談し、27日に帰国する予定だ。


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