【ソウル26日聯合ニュース】世界最長全長33.9メートルの防潮堤、セマングム干拓地防潮堤が1991年11月28日の着工から19年を経て、27日に完工する。セマングム防潮堤の中間に位置する全羅北道群山市の新侍島一帯で、午後2時から完工式が行われる。
 政府関係者は、「セマングム防潮堤の完成は、国の未来成長エンジンとなるセマングムが北東アジアの経済中心地として本格的に跳躍することを国内外に広める行事となる」と評価した。
 セマングム防潮堤は、全羅北道務安郡・大項里から群山市飛鷹島を結ぶ超大型の堤で、全長33.9キロメートルにおよび、「海の万里の長城」と呼ばれる。オランダの世界最長防潮堤の記録を1.4キロメートル更新した。ギネスブックにも間もなく登録される予定だ。
 政府はセマングム防潮堤の完成を機に、本格的な内部開発に着手し、セマングムを「北東アジア経済中心都市」に育成する構想だ。1月に発表した「セマングム内部開発基本構想および総合実践計画」に基づき、干拓地内部を大きく農業用地、産業用地、観光用地、生態・環境用地、科学・研究用地、再生可能エネルギー用地、都市用地の8つに区分し開発する。2020年までを1段階、2021年意向を2段階として進め、1段階では全体面積の71.4%を開発する予定だ。

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