分析対象となったのは、3社以上の証券会社リサーチセンターが本社ベース業績見通しを発表した有価証券市場上場企業。14社がコンセンサスを10%以上上回る営業利益を上げた。上場企業10社に4社がアーニングサプライズを記録したことになる。
現代自動車の第1四半期営業利益(本社ベース)は7027億ウォンで、予想値平均の5729億ウォンを22.7%上回った。ウォン高の中でも新車販売などで販売台数を伸ばし、売上高、純利益を含め業績全般が好転した。
サムスン電機は営業利益1191億ウォンで、コンセンサスの2倍に達した。緑十字もコンセンサスより38.2%多い884億ウォンを達成。サムスンエンジニアリングは1000億ウォンを超える営業利益を計上し、予想値786億ウォンを軽く飛び越えた。
現代重工業も、第1四半期は8809億ウォンと過去最大の営業利益を出した。景気低迷による世界造船業界の不振のなか、予想値を33.0%上回る好調をみせた。ハイニックス半導体、LGディスプレー、大韓航空など大部分の韓国看板企業も、アーニングサプライズに準じる良好な業績を発表した。
一方、予想を10%以上下回った企業は6社で、全体の16.2%にすぎなかった。46億ウォンの黒字が予想されたSBS(ソウル放送)は90億ウォンの赤字、エスオイル、暁星、サムスン物産なども期待値を大幅に下回った。
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