【ワシントン24日聯合ニュース】韓国は世界主要国のなかでも珍しく景気拡張局面を6か月以上維持しており、世界経済回復をけん引していると評価された。
 国際通貨基金(IMF)が韓国時間25日に公表した世界の成長勢に関する評価によると、韓国は昨年9月からことし2月まで景気が拡張しており、韓国の景気回復勢の堅固さを示した。
 韓国の景気傾向は、2008年9月までは拡張局面を示したが、リーマン・ショックを経て同年10~11月は鈍化、12月から2009年1月は下降し、最悪の状況に直面した。2009年2月は景気鈍化、同3月は不振の過程を経て、4~6月に再び拡張局面に入った。7~8月に一時不振に陥ったものの、その後は景気拡張を維持している。
 各大陸を代表する21カ国のうち、2月現在、景気が拡張局面にある国は韓国を含め米国、ブラジル、コロンビア、日本、インド、フランス、トルコ、南アフリカ共和国。中国とインドネシアは拡張段階を超え、景気過熱の状態に入ったと分析された。
 これに対し、アルゼンチン、ドイツ、イタリア、スペイン、英国、ロシア、ポーランド、ハンガリーなどは回復が遅々としており、最近の景気回復勢は中国や韓国をはじめとするアジアの新興中心国がリードしていると、IMFは分析した。
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