懇談会のようす。左から金元大統領、李大統領、全元大統領=23日、ソウル(聯合ニュース)
懇談会のようす。左から金元大統領、李大統領、全元大統領=23日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル23日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は23日、青瓦台(大統領府)で全斗煥(チョン・ドゥファン)、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領と昼食懇談会を行った。
 李大統領はこの席で、大統領就任後は直接・間接的に南北首脳会談に対する意思を打診されたとし、任期中に北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記と一度も会わなくてもよいという立場を一貫して守ってきたと述べた。また、会談のための会談、政治的意図のある会談は行わないという意思を明確にしてきたと強調した。青瓦台(大統領府)の李東官(イ・ドングァン)広報(弘報)首席秘書官が伝えた。
 これに対し、全元大統領と金元大統領は、南北関係はそのような規律が必要だとし、共感を示したという。
 李大統領は海軍哨戒艦「天安」の沈没原因究明についても触れた。スウェーデンから派遣された専門家が調査団に投入されたとし、透明で客観的な結果を得るために努力しているのは、すべての可能性を念頭に置き、断固とした対応を行うためだと述べた。
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