PAHOは上半期供給量のうち600万ドル(約5億6000万円)規模を緑十字に注文した。緑十字はことし秋の国内供給分を考慮し、注文量の半分ほどを供給することを決めたと説明した。第2四半期までに納品の計画だという。
一方、同社は、「GCFlu」が早ければ今月中にもWHO承認を受ける見通しだと伝えた。WHOは昨年12月にワクチン工場を訪れ、調査を行った。
緑十字関係者は「PAHOとの供給契約、WHO承認は、緑十字のワクチンの品質と安全性、有効性が国際的に認められたということ」と評価した。今後、国際機関との大規模供給契約はもちろん、南米、アジア、中東などへの個別輸出拡大も見込まれると話した。
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