【ソウル19日聯合ニュース】韓国観光公社は19日、今月末から来月初めにかけての日本と中国の連休期間中、両国から前年より8%ほど多い15万2000人余りが韓国を訪れるとの見通しを示した。
 日本は今月29~5月5日のゴールデンウィークに30日を休むと7連休、中国は5月1~3日が労働節(メーデー)3連休となる。中国からの観光客は、前年比20%以上多い5万4000人余りが入国すると予想される。日本からは前年水準の9万8000人余りにとどまる見込みだ。

 観光公社は、GWに韓国旅行を計画している東京と大阪在住の20~69歳の日本人男女300人を対象に、インターネットでのアンケート調査を実施した。その結果(複数回答)、日本人観光客のほとんどが配偶者または恋人(52.7%)との旅行で、3泊4日(44.7%)を計画している。宿泊は中低価格のホテル(61.0%)で、免税店や大型スーパーなどでキムチやのりなど食料品を買う計画だ。

 GWに韓国で行きたい場所トップ3は、南大門市場(56.7%)、明洞(45.7%)、東大門市場(40.3%)だった。昨年に韓国を訪れた日本人観光客を対象に行った実態調査では、明洞が82.0%でトップだったが、ことしはその座を明け渡した。また、博物館や記念館などの人気は昨年よりやや上がった。

 韓国でしたいことは、「ショッピング」が71.0%で最も多く、グルメ(58.3%)、市内観光(43.3%)、観光地訪問(42.0%)と、例年とほぼ同じだった。そうしたなか、「美容」との回答が33.7%と、昨年の実態調査(15.5%)の2倍に達した。温泉・スパ(20.7%)、カジノ(18.7%)も、昨年調査の1けたからことしは3倍以上に拡大した。

 韓国で買いたいもの1位はキムチ(20.7%)で、のり(15.3%)、韓国産化粧品・香水(9.7%)と続いた。酒類では焼酎(1.4%)より韓国伝統の濁り酒・マッコリ(4.7%)の人気が高かった。


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