【釜山14日聯合ニュース】航空機の移動の速さとクルーズ船のロマンが同時に楽しめる旅行商品「フライ&クルーズ」が、釜山と日本で人気を集めている。
 クルーズ旅行を手がけるパンスターが販売している商品で、釜山と大阪間の交通手段を利用客が航空便と船便のどちらか選択できるのが特徴だ。昨年7月に発売して以来、利用客は1000人を超えた。なかでも、航空機でソウル入りし1泊、韓国高速鉄道(KTX)で釜山に移動しさらに1泊した後、クルーズ船で大阪に戻りながら船中泊するという3泊4日の商品が人気だ。利用した日本人観光客は「クルーズ旅行は時間がかかって退屈と思っていたが、1回は航空機を利用でき、ソウルと釜山両方を回れるのが良かった」と話した。

 韓国人には、釜山からクルーズ船で大阪に行き、航空便で帰国するという商品が好評だ。午後からゆったりと船旅を楽しみ、翌日朝に大阪に到着すれば、日本での宿泊費を節約しながら、朝からしっかり観光の時間を取ることができる。

 パンスターは、4月末に格安航空会社・エア釜山の大阪路線が新たに就航することを受け、エア釜山便を利用する「フライ&クルーズ」商品も発売する予定だ。


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