【ソウル13日聯合ニュース】文化財返還に向けた運動を展開する市民団体で活動するヘムン僧侶は13日、日本の宮内庁に81種167冊の「朝鮮王室儀軌」が所蔵されていることが把握されたと明らかにした。
 ヘムン僧侶が先ごろ日本共産党の笠井亮議員を通じ入手した「朝鮮王室儀軌所蔵一覧」を検討した結果、明らかになった。この資料は宮内庁が笠井議員に提出した。

 韓国文化遺産研究院のパク・サングク院長が10年前に行った調査では宮内庁に76種158冊が所蔵されていると把握されたが、これよりさらに5種13冊多いことが明らかになった。

 「朝鮮王室儀軌」は朝鮮王朝時代の王室儀礼を絵や文で記録したもので、1922年に朝鮮総督府が日本の皇室に寄贈した。


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