【ソウル14日聯合ニュース】青瓦台(大統領府)は14日、韓国が2012年の第2回核安全保障サミット開催国に決定したことと関連し、「世界の辺境から中心へと跳躍する、新たな大きな一歩」と評した。
 朴先圭(パク・ソンギュ)報道官は、聯合ニュースの電話取材に対し「11月の主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)開催で新たな国際経済秩序を主導することになったのに続き、核安保サミットの誘致は、世界を脅かす核・テロ問題で主導的な声を上げることになった快挙」だと強調した。次回核安保サミットは、その後のサミットの方向性を決定する重要な意味を持つことから、韓国開催決定は、国際社会における韓国のポジションを再確認するものだと述べた。平和的な核利用という面でも、原子力発電所など韓国の先進クリーンエネルギー技術を世界市場に広めることを可能にしたという成果もあるとした。
 青瓦台はまた、核安保サミット誘致は、李明博(イ・ミョンバク)政権発足後の韓米関係復元を再確認したものだとも評価している。ある側近は「李大統領はブッシュ前大統領に続きオバマ大統領とも共感を形成した。東アジア秩序の再編が進むなか、日本に先んじて韓国の立場が一層強化されるものと期待される」と述べた。



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