朝鮮戦争記念碑公園を訪れ献花する李明博大統領=12日、ワシントン(聯合ニュース)
朝鮮戦争記念碑公園を訪れ献花する李明博大統領=12日、ワシントン(聯合ニュース)
【ワシントン12日聯合ニュース】核安全保障サミットのため訪米中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は12日、朝鮮戦争から60年を迎え、ワシントンに位置する朝鮮戦争記念碑公園を訪れ献花した。
 クリントン米国務長官、キャンベル国務次官補、前職の駐韓米国大使、前任の韓米連合司令官、朝鮮戦争に参戦した前職・現職議員、現地参戦者の会会員ら60人余りもともに献花し、黙とうをささげた。
 李大統領は、出席者と懇談した席で「韓国大統領として韓国国民を代表し、あなた方にいつも感謝しており、皆さんを忘れてはいないということを話しておきたい」と、感謝の意を示した。参戦者のおかげで韓国は自由民主主義を守ることができ、貧しさの中でこれほどに成長を遂げられたと、参戦者の献身をたたえた。
 続けて、「今の韓国と米国はいつにも増して完ぺきで強い同盟関係を維持している」と強調した。韓米の同盟関係は東アジア、世界の共同関心事となっている安保、テロ、気候変動などさまざまな問題をともに解決していく、新しくより広い関係に拡大しつつあると評価した。
 韓国が援助国の地位を獲得したことにも触れ、国際社会で他国から受けた援助を他国に与える義務を忠実に遂行していると紹介した。「大統領退任後も毎年1回くらいワシントンを訪問することになれば、みなさんとお会いしたい。毎年変わらず会えるよう期待している」と場を締めくくった。
 サミットは12日に開幕、2日間の日程で行われる。12日夜には夕食会が開かれ、李大統領も各国代表とともに出席した。13日にはワシントン・コンベンションセンターで開催される核安全保障サミット全体介護に出席する。2回のセッションに出席した後、すぐに専用機で帰国の途につく。



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