【ロサンゼルス11日聯合ニュース】米ロサンゼルス近郊の高速道路沿いに独島(日本名:竹島)の大型屋外広告を設置した在米韓国人に対し、在ロサンゼルス日本総領事館が「竹島は日本の領土」とする内容の抗議文を送ったことが、11日までにわかった。
 この広告は、ロサンゼルス東部で大型サウナ施設を運営する50歳の在米韓国人が、1月15日から高速道路沿いに設置しているもの。独島の写真とともに、英語で「独島は韓国の領土」と記されている。

 日本総領事館側は、5日付で作成した抗議文で、日本外務省の見解だとしながら「竹島は歴史的事実の観点から、国際法に照らしても明らかな日本の領土」だと主張、広告を外すよう要求した。韓国の独島占拠は国際法上いかなる根拠もない不法占拠だとし、その不法占拠に基づき韓国が取る措置にも法的な正当性はないと主張している。この広告は「歴史的、法的な観点から正しいものではない」とし、撤去を要求するとともに、撤去が困難なら今後は類似の広告を掲げる際は注意するよう強く求めるとした。

 広告を設置した在米韓国人は11日、電話取材に対し「先週この手紙を受け取り、非常に不快で、驚き、また怖かった。反論の手紙を書いたが、送るべきか悩んでいる」と話した。一個人が日本政府を相手に闘う形になり、怖くもあるが、今月中旬に終える予定だった広告を5月末まで延長するつもりだと明かした。


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