クリントン米国務長官(資料写真)=(EPA=聯合ニュース)
クリントン米国務長官(資料写真)=(EPA=聯合ニュース)
【ワシントン11日聯合ニュース】クリントン米国務長官が、米国は北朝鮮が核兵器を保有していると評価していることを改めて示唆した。
 クリントン長官は11日に米ABCテレビの報道番組に出演し、「わたしたちの最大の懸念は、テロリストらが核物質を獲得すること」だとしながら、行動の予測が不可能な北朝鮮とイランを懸念していると明らかにした。その上で、特に北朝鮮については、すでに核兵器を保有していると分類していると述べ、重ねて北朝鮮の核兵器保有を既成事実化した。
 これに先立ちクリントン長官は、ケンタッキー州ルイビル大学で9日に行った演説で、北朝鮮が1~6個の核兵器を保有しているとの見解を示している。
 また、この日はNBCの討論番組にも出演し、6カ国協議当事国は「北朝鮮がその路線を進み続けることを許してはならず、6カ国協議に復帰するよう圧迫しなければならない」という明確な考えを持っていると強調した。



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